yurarin’s diary~編集者の転職・再就職~

専門誌編集で荒んだ元20代編集者が留学を経て、再就職を目指すブログです。

就活第1弾~メーカー編ぱーと3~

一次面接から約3週間後、最終面接へ。

社長さんと役員さんプラス人事の方。

ザ・面接的な面接でした。広い部屋に通され真ん中の椅子にぽつんと座らされる。

 

前職のことと、留学のことが主な質問で志望動機はきかれませんでしたそういえば、前回でもきかれなかった。

現会報誌を変えるならどこを変えるかきかれたのですが、実は1号しか読んでなくて研究しておらず、かなり焦りました。

仕方なくしどろもどろに、ロゴや表紙をかえるだけでもかなりイメージが変わるのでは、と答えました。

この瞬間、「あっだめだ!落ちた」と思いました。

お顔や話し方からしても社長の人柄がよさそうで、働きやすそうな会社だという印象を受けました。

なんと、産休中に月2万円の手当てを支給しているそうです。

手厚さにびっくりです。

面接から1週間、もう落ちたから忘れようと思っていたのですが、”○○さまは通過されました”と担当者から連絡が!!

 

もうびっくり。まさか異業種で内定が出るなんて…

この後、人事の方と人材会社の方ともお話したのですが、

1社目で内定をいただいた私は、違う業界に飛び込む勇気は出ませんでした。

会社としては申し分ないうえ、収入もよかったのですが、

何より“編集者”の肩書を失うことが嫌でした。

27才という年齢からしても、一旦違う畑にいってしまうと、

う二度と情報を伝えて社会の役に立つ編集の仕事に戻ることができない、と思ったのです。

 

担当者の方にはとても親身になって相談していただき、内定を断ってしまって悪いなと思ってしまいました。

 

この後にほかの人材会社さんも利用したのですが、この方の対応はぴか一ですばらしく信頼できるものでした。

この点だけでも、私自身勉強になりました。