yurarin’s diary~編集者の転職・再就職~

専門誌編集で荒んだ元20代編集者が留学を経て、再就職を目指すブログです。

一般企業、マスコミ、エアライン

某航空会社の試験を受けた時、一緒に帰った受験生に

「一般企業も受けてるんですか?」

と聞かれた。

一般企業?、と一瞬頭の中が混乱したが、

「そうか、CA志望の人はほかの業界と航空会社をわけてこう呼ぶんだ」という

ことに気がついた。

思えば大学生のときに、テレビ局や新聞社などの試験のときに、私もほかの受験生に「一般企業はどこ受けてるの?」と聞いて、相手に「へ?テレビ局も一般企業だろ」と諭されたことがある。

 

志望している企業は受験生にとって、特別な業界と映るのか、それとも専門職だから一般ではない特殊な業界と思えるのか…。

たしかに、アナウンサーや記者、ディレクター、CAの試験は独特のものかもしれない。

ただし、見方を変えると、マスコミ受験生にとっては、エアラインは一般企業。反対に、エアライン受験生にとって、マスコミは一般企業だろう。

 

でも、正確に言えば、マスコミもエアラインもどちらも一般企業である。

一般企業の中の一つの業界なのだ。

それで、一般企業でないのは、役所や独立行政法人などを指すのが普通だ。

 

だから、なんかこの“一般企業”とい呼び方は、ある業界を神格化し、ほかの業界を平凡なものとして見下すようであまり好きじゃない。